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善と悪の複雑化 [その他政治時事話題]

水戸黄門あたり見ると善悪がはっきりしていて面白い。逆に言えば善悪がはっきりしていないとドラマは面白くない。

 某裏家業の人物に会って話したことがあるが、「TVを騒がす悪なんて小物、今時悪党は表に出ない。もの凄く頭使っているから明確な違法行為などしない」と言っていた。また、都内で料亭などに勤務していた某板前は、逮捕されてTVで騒がれた大物総会屋について客として会ったことがあるという「一見して分からない。普通の人、いい人に見える。一目見て危ないとすぐ分かるのは小物。大物は分かりにくい。しかし、かすかに変な感じがした。こう普通の人と違うというか・・・。逮捕されてTV見てはじめて大物総会屋だと分かった」と話した後、閉店後店でちょっと変じゃなかったかと話したら誰もまったく気が付かなかったとその時の逸話も話してくれた。

 今時、時代劇的に「私は悪いことをしています」なんて顔している悪党は居ない。悪も日々進化し、正義の仮面を被る。見る方も、必死に見抜かねばならない。善に見える善、悪に見える悪、悪に見える善、善に見える悪、一人の心の中に同居する善と悪。15%の善と75%の悪。悪に利用される無自覚な善、騙されて善行を積んでいる悪、善悪も日々複雑化している。

  
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【関連前投稿】
【関連後投稿】鷹森レポート


新聞を変える力としてのブログ [その他政治時事話題]

ガ島通信さんには、何度かハンドル名応援でコメント投稿した。実はこっそりブログを始め内容がが充実してからTBしようと思っていた。私は、外からマスコミ(というか朝日新聞)を批判している。ガ島通信さんは、内部からの浄化を訴えておられた。私とは、意見や立場が違うが、その姿勢に感動していた。「さよなら新聞」は大変残念ではあるが、なぜか大変嬉しかった。それに、行間を読むとどこか晴れがましい心でおられるようである。湯川さんのブログはTBで始めて知った、「憤り」を拝見して、不覚にも涙がこぼれそうになった。お二方に掛ける言葉は分からない、応援すべきなのか、そっとすべきなのか。(20050305下書き)

追記

結局新聞内部からの浄化は無理なのかもしれない。
ブログが報道を批判し続けるしかない。
(若干追記して20050310公開)

 


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中国のご機嫌取り、日本のご機嫌取り [その他政治時事話題]

中国のご機嫌取り、日本のご機嫌取り

http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/index/fangri/2-yu2.htm
>Y(靖国神社)、K(国民感情)、K(海峡両岸)――これは当面する
>中日間の主要な問題である。>その中で「Y」の問題は、中日間の
>政治関係に直接影響する問題となっている。

人民中国日本語版2005年2月号記事
「趙啓正・国務院新聞弁公室主任の訪日に随行して」より

 趙主任は、日本経済新聞社杉田亮毅社長、東芝顧問で元駐中国日本大使の谷野作太郎氏、日中協会会長野田毅衆議院議員、細田博之内閣官房長官、共同通信社の内山豊彦社長、朝日新聞社を訪問し(悪名高いw)箱島信一社長、経団連会館で奥田碩会長ら10人の財界人、NHKで海老澤勝二会長(当時)らと会談した。

財界人との会合で、「政冷経熱」を取り上げ、
>趙主任はこう指摘した。「もし中日両国の政治関係が冷えていなけれ
>ば、大型で、21世紀の発展レベルに合った経済協力のいくつかのプロ
>ジェクトに調印することが可能だ。それによって経済交流は、さらに活
>発になるだろう」

と述べ、また

>1992年、天皇・皇后両陛下が訪中された際、上海市副市長だった
>趙啓正氏は、上海に両陛下を迎える業務を担当していた。
(中略)
>当時の渡辺外相は、趙副市長に「もし陛下の専用車に卵が投げつ
>けられたら、私は辞任します」と語った。それに対して、趙副市長は
>「もし、そのようなことが起こったら、私も進退をともにします」と応え
>たという。
(中略)
>両陛下の乗った専用車のパレードが南京路にさしかかったとき、道
>の両側を埋めた5万人以上の市民がそれを歓迎した。一人ひとりの
>微笑みに接し、また歓迎ムードで盛り上がる群衆に接し、両陛下は
>絶えず手を振られていた。そして、専用車のスピードをもっと遅くして
>ほしいと希望された。南京路での一幕は、中日友好の美談として、
>人々に美しい思い出を残したのである。

という逸話を紹介した。日本と比べ中国は外交上手だと言うが、まさに舌を巻く一々どこがどうだとか細かい説明と分析は省くが、外交上手とはまさにこの事だ。
 国力規模でいえば、中国より遙かに日本が上だ、少なくとも経済では比較にならぬ。本来なら中国が日本のご機嫌を取り実利を考えねばならないのに、いつの間にか、日本が必死に中国様のご機嫌を取る羽目になっている。

日「靖国参拝して、中国が反発すればまずい」
日「教科書問題で非難された、外交問題にしてはならない」

冷静に考えてみよう、あべこべなのである。
最初から上手に誘導されている。逆に、中国側が

中「靖国問題で抗議して日本が反発するとまずい」
中「教科書問題で外交問題にしてはならない」

と機嫌を取るようにしなければならない。で、どうすればいいのか?
上手な中国さんから学べばいい、上の趙主任のやりとりを何十回も見て盗めばいい。向こうが天皇歓待の話を持ち出したら、こちらは孫文日本亡命の話を持ち出せばいい。現在、日本が中国に対してご機嫌取りをしている。中国外交の巧妙さを学び、将来は逆に中国が日本に対してご機嫌取りをするようにならなければならない。


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ブログ界に走った激震。ガ島通信「さよなら新聞」 [その他政治時事話題]

ガ島通信さよなら新聞
http://blog.livedoor.jp/zentoku2246/archives/15497847.html
>さよなら新聞
>いろいろ考えた末に会社を辞めることにしました。
>先のことは何も決まっていません。


http://ubitoma.cocolog-nifty.com/ubitoma/2005/03/post.html
>ブログ界で「新聞の中に残された僅かなる良心」として高く評価されていた
>ガ島通信さんが、突然、会社を辞める宣言。


http://possibility-of-paper.seesaa.net/article/2252373.html
>マスコミ人ブロガーとしては草分け的存在だった同氏の決断に、同じ業界
>に籍を置く一人として複雑な気持ち

>コメントの中には、カナロコ編集部からのものもありました。ホームペー
>ジをブログ化し話題をよんでいる神奈川新聞「カナロコ」の編集部がコメ
>ントされているあたりに、新聞業界の苦悩と新時代の草創らしきものが

憤り
http://kusanone.exblog.jp/1716355
>ガ島通信さんが、所属する新聞社を辞めることになった。
>理由は聞いていない。聞いていないが、聞かなくても分かる。
>離職の決断のきっかけなど、どうでもいい。問題は、ガ島さんが
>新聞というものに対して絶望した、ということだ。

>だれが悪いのだろう。経営者層だろうか。ある者は、新聞業界に
>押し寄せている変化の波に気づいていない。ある者は気づいてい
>ても、なす術がない。数年後の定年退職で、自分は逃げ切れると
>考えている者もいる。
> いや、もっと悪いのは中間管理職層だろう。本来なら先頭をき
>って社を、業界を変えていかなければならない層だからだ。
>
>
> わたしは、その層に属している。そして手をこまねいている。
>
> わたしは「ガ島」さんのことを、自分の弟分のように勝手に思っていた。
>業界の内側からの変革を目指す同志だと思っていた。その弟分、同志の夢や
>希望が、何らかの大きな力によって踏みにじられた。自分はその力から、弟
>分を守ってやれなかった。
>
> ガ島さん、そして業界を去られた多くの若い記者諸君、本当に申し訳ありません。
 

     
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今この国で何が起きているのだろうか    

ガ島通信さんがさよなら新聞宣言を行った。
氏は、NHK対朝日新聞問題で、NHKを疑うのは当然として
なぜ朝日も疑わないのか?と述べていた。
その前にも、会社に問い合わせがあり、悩んでいるとの記述があった。
寄せられた「憤り」では、「同志の夢や希望が、何らかの大きな力に
よって踏みにじられた。」とある。大きな力とは政治圧力などではない。
マスゴミ問題を訴えたガ島通信に対して立ちふさがったのはマスコ
ミ自身である。否、それすら正確でない、表現する言葉がない。
あえて言えば、人間の自己保身欲かもしれない。

ガ島氏に寄せられたコメントは総て、真剣であり、新聞を憂い
あるものは絶望し、あるものは希望し、そして、悲壮感すら漂う

今この国で、何かが起きつつある
今この国で、何か大きな事が起きつつある 


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張譲追って董卓呼び込む [その他政治時事話題]

張譲追って董卓呼び込む

NHKが最近変だ。海老沢が落ちてから、急激に左に回旋中の様に見える。
元々昔から少し変な所はあったがそれでも他の局よりは遙かにましだった。

張譲追って董卓呼び込む

三国志時代の教訓、小悪党を追ったのは良いが、その結果さらに酷い大悪党を呼び込んだという事例。結果として地獄の苦しみを民衆は味わった。

海老沢氏が張譲に形容されるような悪事をやったかどうかは知らない。問題になっているのは部下であって彼自身への批判は、作られた物だからだ。もちろん、彼も人間だから何一つ悪いことしていないという事は無いかもしれないが、私には「海老沢一人でNHKの全面崩壊を阻止していた」「腐りきった組織、腐りきった部下、ダメな国会の狭間でよく頑張った」「もしかしたら彼自身腐った水のなかで、朱交われば赤くなる的に汚染された事があるかもしれないが、その功績は大きい」と思う。最後の辞任の時に、朝日と差し違えようとしたのは会長というより戦国武将と形容したほうがいいだろう。海老沢叩きの時に私は反論したかったがびびってしまった。少し自分が恥ずかしい、なぜネットで彼の弁護をしなかったのだろうか?

張譲追って董卓呼び込む、彼は張譲とは違う、少なくとも遙かにマシだろう。だが、この言葉を出したのは、海老沢落ち後のNHKがどうなるか?という心配からである。数年後、nhkが本当に酷くなった、という話題をしたくない故の大げさな例えかもしれない。(大げさな例えでなかったと数年後言うかもしれない)。NHK内部の良心は戦って欲しいし、最悪の結果、折角朝日が倒れてもNHKが朝日化するような事態は避けて欲しい。そういう願いからこの記事を投稿する。


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才能の発掘と活用が遅れている日本政府 [その他政治時事話題]

才能の発掘と活用が遅れている日本政府

「ポケモン、NASAに協力…幼小向けネット教材に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000405-yom-bus_all

 昨今、学級崩壊や学習力低下が問題になっている。その問題について藤原帰一氏が提唱するJモードの崩壊説では、動機付けが無くなったからやる気が低下したと指摘していたように覚えている。やる気低下が学力低下に繋がり、ひいては国力低下もの影響を及ぼすのであれば、米国が今回実施したポケモンを学習へのやる気向上に活用するやり方(※1)は、巧妙で上手いやり方だと思う。しかし、せっかく日本にあるキャラクターなのに、日本の文部科学省で活用されずに米国の学力向上・国力向上に利用されるのは、少し悔しい。そういえば、別件だが坂本千尋氏の事を思い出した。(http://www.kt.rim.or.jp/~lunatic/ ちなみに、別段知人でも何でもない)坂本氏は大手企業で原子力発電所がらみのシステム開発や気象関係のプログラム制作で従事していたらしく(よく分からないが話の前後から推測するに中心人物らしい)、その技術力を生かしてフリーになった後は、なんとエロゲー(18禁ゲーム)のソフト開発に従事している。はっきり言って、原発システムや気象システムを作れる技術者をエロゲー開発に使うのは人材資源の無駄だ(※2)。他にも未確認情報ながら米軍の某戦闘機のシステムもフリーの日本人技術者が開発(※3)という話もある、フリーの日本人技術者(おそらく一人)が作ったシステムを国防省が改良を重ねて価値を上げたとはいえ、高い値段でそれを防衛庁が買うとは少し間抜けな話だ。また、アメリカから高額かつ低性能(※4)で売りつけられた情報収集衛星(偵察衛星)も、もっともコアな部分は日本の下町工場が作ったとある。(しかも10万ぐらいで)。どう考えても、アメリカは国力規模ほど経済努力をしているように思えないのだが、影には”日本で活用されずに燻っていたいた才能をアメリカが活用している”という構造があるようにしか思えない。野にいくらでも才能や各種無形資源はあるのに、なぜ活用しないのか?おそらく政府内部や日本的判断に、直接評価するのではなく、権威や人の評価で判断する風潮があるのだろう。そのやり方は、楽で、ミスはすくないという意味では、間違っているのではないが、新しい発想や次世代の権威は、その当時の権威からではなく、見向きもされない人々、時として馬鹿にされている階層から出てくる事は歴史上よくある事だ。曰く「果実が欲しければ、種を探せ」欲しいからと藁を掴むのではなく、また高価な支出をしまくるのではなく、足下を探せば種は落ちている。探す努力と育てる手間を惜しんで大損をしているのではないか?。防衛庁も他の省庁も予算折衝に財務省ばかり向かずに、アメリカ政府が血眼になって日本の下町をくまなく足で歩き才能の発掘をしているように、日本も才能発掘をもっとすべきだ。(※5)

※1.だた、教科書の隅に載せるだけではなく、「ご褒美」にポケモンの絵はがきなどを人の心がどう動くか、細かい配慮をしているのを含めての「活用するやり方」です。

※2.もっとも、ご本人は至って満足気味だが、休みがたっぷり取れるのと給料が増えたせいだろうと憶測する。ちなみに、近年は技術書も書いてるらしいです。

※3.内容はトップシークレットらしい。もっとも聞いたところで私には理解できないだろうが・・・
※4.と言ってもアメリカの過去のあざとさからすれば、今回はずいぶん好意的な方。あくまで比較的ですが・・・

※5.制度は人なので実施しても上手くいく、上手くいかないは別要素が大きいかも


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