SSブログ

才能の発掘と活用が遅れている日本政府 [その他政治時事話題]

才能の発掘と活用が遅れている日本政府

「ポケモン、NASAに協力…幼小向けネット教材に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000405-yom-bus_all

 昨今、学級崩壊や学習力低下が問題になっている。その問題について藤原帰一氏が提唱するJモードの崩壊説では、動機付けが無くなったからやる気が低下したと指摘していたように覚えている。やる気低下が学力低下に繋がり、ひいては国力低下もの影響を及ぼすのであれば、米国が今回実施したポケモンを学習へのやる気向上に活用するやり方(※1)は、巧妙で上手いやり方だと思う。しかし、せっかく日本にあるキャラクターなのに、日本の文部科学省で活用されずに米国の学力向上・国力向上に利用されるのは、少し悔しい。そういえば、別件だが坂本千尋氏の事を思い出した。(http://www.kt.rim.or.jp/~lunatic/ ちなみに、別段知人でも何でもない)坂本氏は大手企業で原子力発電所がらみのシステム開発や気象関係のプログラム制作で従事していたらしく(よく分からないが話の前後から推測するに中心人物らしい)、その技術力を生かしてフリーになった後は、なんとエロゲー(18禁ゲーム)のソフト開発に従事している。はっきり言って、原発システムや気象システムを作れる技術者をエロゲー開発に使うのは人材資源の無駄だ(※2)。他にも未確認情報ながら米軍の某戦闘機のシステムもフリーの日本人技術者が開発(※3)という話もある、フリーの日本人技術者(おそらく一人)が作ったシステムを国防省が改良を重ねて価値を上げたとはいえ、高い値段でそれを防衛庁が買うとは少し間抜けな話だ。また、アメリカから高額かつ低性能(※4)で売りつけられた情報収集衛星(偵察衛星)も、もっともコアな部分は日本の下町工場が作ったとある。(しかも10万ぐらいで)。どう考えても、アメリカは国力規模ほど経済努力をしているように思えないのだが、影には”日本で活用されずに燻っていたいた才能をアメリカが活用している”という構造があるようにしか思えない。野にいくらでも才能や各種無形資源はあるのに、なぜ活用しないのか?おそらく政府内部や日本的判断に、直接評価するのではなく、権威や人の評価で判断する風潮があるのだろう。そのやり方は、楽で、ミスはすくないという意味では、間違っているのではないが、新しい発想や次世代の権威は、その当時の権威からではなく、見向きもされない人々、時として馬鹿にされている階層から出てくる事は歴史上よくある事だ。曰く「果実が欲しければ、種を探せ」欲しいからと藁を掴むのではなく、また高価な支出をしまくるのではなく、足下を探せば種は落ちている。探す努力と育てる手間を惜しんで大損をしているのではないか?。防衛庁も他の省庁も予算折衝に財務省ばかり向かずに、アメリカ政府が血眼になって日本の下町をくまなく足で歩き才能の発掘をしているように、日本も才能発掘をもっとすべきだ。(※5)

※1.だた、教科書の隅に載せるだけではなく、「ご褒美」にポケモンの絵はがきなどを人の心がどう動くか、細かい配慮をしているのを含めての「活用するやり方」です。

※2.もっとも、ご本人は至って満足気味だが、休みがたっぷり取れるのと給料が増えたせいだろうと憶測する。ちなみに、近年は技術書も書いてるらしいです。

※3.内容はトップシークレットらしい。もっとも聞いたところで私には理解できないだろうが・・・
※4.と言ってもアメリカの過去のあざとさからすれば、今回はずいぶん好意的な方。あくまで比較的ですが・・・

※5.制度は人なので実施しても上手くいく、上手くいかないは別要素が大きいかも


気に入ったので投票する (クリックで自動投票、よければお願いします)
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。