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中国のご機嫌取り、日本のご機嫌取り [その他政治時事話題]

中国のご機嫌取り、日本のご機嫌取り

http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/index/fangri/2-yu2.htm
>Y(靖国神社)、K(国民感情)、K(海峡両岸)――これは当面する
>中日間の主要な問題である。>その中で「Y」の問題は、中日間の
>政治関係に直接影響する問題となっている。

人民中国日本語版2005年2月号記事
「趙啓正・国務院新聞弁公室主任の訪日に随行して」より

 趙主任は、日本経済新聞社杉田亮毅社長、東芝顧問で元駐中国日本大使の谷野作太郎氏、日中協会会長野田毅衆議院議員、細田博之内閣官房長官、共同通信社の内山豊彦社長、朝日新聞社を訪問し(悪名高いw)箱島信一社長、経団連会館で奥田碩会長ら10人の財界人、NHKで海老澤勝二会長(当時)らと会談した。

財界人との会合で、「政冷経熱」を取り上げ、
>趙主任はこう指摘した。「もし中日両国の政治関係が冷えていなけれ
>ば、大型で、21世紀の発展レベルに合った経済協力のいくつかのプロ
>ジェクトに調印することが可能だ。それによって経済交流は、さらに活
>発になるだろう」

と述べ、また

>1992年、天皇・皇后両陛下が訪中された際、上海市副市長だった
>趙啓正氏は、上海に両陛下を迎える業務を担当していた。
(中略)
>当時の渡辺外相は、趙副市長に「もし陛下の専用車に卵が投げつ
>けられたら、私は辞任します」と語った。それに対して、趙副市長は
>「もし、そのようなことが起こったら、私も進退をともにします」と応え
>たという。
(中略)
>両陛下の乗った専用車のパレードが南京路にさしかかったとき、道
>の両側を埋めた5万人以上の市民がそれを歓迎した。一人ひとりの
>微笑みに接し、また歓迎ムードで盛り上がる群衆に接し、両陛下は
>絶えず手を振られていた。そして、専用車のスピードをもっと遅くして
>ほしいと希望された。南京路での一幕は、中日友好の美談として、
>人々に美しい思い出を残したのである。

という逸話を紹介した。日本と比べ中国は外交上手だと言うが、まさに舌を巻く一々どこがどうだとか細かい説明と分析は省くが、外交上手とはまさにこの事だ。
 国力規模でいえば、中国より遙かに日本が上だ、少なくとも経済では比較にならぬ。本来なら中国が日本のご機嫌を取り実利を考えねばならないのに、いつの間にか、日本が必死に中国様のご機嫌を取る羽目になっている。

日「靖国参拝して、中国が反発すればまずい」
日「教科書問題で非難された、外交問題にしてはならない」

冷静に考えてみよう、あべこべなのである。
最初から上手に誘導されている。逆に、中国側が

中「靖国問題で抗議して日本が反発するとまずい」
中「教科書問題で外交問題にしてはならない」

と機嫌を取るようにしなければならない。で、どうすればいいのか?
上手な中国さんから学べばいい、上の趙主任のやりとりを何十回も見て盗めばいい。向こうが天皇歓待の話を持ち出したら、こちらは孫文日本亡命の話を持ち出せばいい。現在、日本が中国に対してご機嫌取りをしている。中国外交の巧妙さを学び、将来は逆に中国が日本に対してご機嫌取りをするようにならなければならない。


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