朝日人権擁護法を語る [┌朝日新聞諸問題]
朝日新聞本日付社説(2005/3/18)より一部引用
http://www.asahi.com/paper/editorial20050318.html
これは、法案づくりの背景に国際社会からの要請があるからだ。国連規約人権委員会は98年、警察官や入国管理職員による人権侵害の訴えを扱う独立した機関をつくるよう日本に勧告した。
入管施設での虐待を訴える外国人や、差別されがちな在日の人たちの声に耳を傾ける身近な委員として、地域で尊敬を集める外国籍住民が推薦されることを法案は予想している。
法案のもうひとつの原点は、今も続く部落差別の解決への誓いだ。部落解放同盟から人権擁護委員に就く人がいることも想定している。
こうした内容は当然のものだ。自民党の一部の議員たちは、人権擁護制度をつくる根本的な理念を忘れているとしか思えない。朝鮮総連幹部による犯罪やエセ同和事件があったからといって、外国籍の住民や部落解放運動をしている人を排除しようとするのはおかしい。
引用終り。
予想通り、国連の勧告を持ち出してきた。これが最大の大義名分、錦の旗だからだ。だが、何度も言うように、既に国連勧告が導き出されたものである事は明白だ。同時に、北朝鮮連続事件関与の投稿も、この社説でさらに真実みを帯びてきたと思う。人権擁護法案の自民党法務部会第三回目の審議開始まであと7分。やれるだけの事はやった、後は祈るばかりである。
【関連前投稿】人権擁護法案、自民が外国人委員の制限検討
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どうでもいいが、迷走しているのは朝日新聞の方では?
「ライス氏来日――日米の潮目が変わった? 」の欄に人権擁護法の社説を載せて、その下にもまったく同じ記事を掲載していた。そうとう内部もパニックに陥って迷走しているような気がする(さっき見たら慌てて修正していた)。それよりも人権擁護法案、終了予定時間まであと16分程度。どうなったのか?気になってしょうがない
by takamori (2005-03-18 12:33)